メッセージ

 (中〜高校向け)


 2006年7月に上演しました、山形県の中学校(合同)の生徒さんから感想文集が届きました。
以下、生徒さんの感想文(一部抜粋)です。
中2  本当に大切な事は 気づかないうちに 自分の中にあって すぐにわかろうとしなくて いいから、少しずつ 気づいていけばいい ということがわかりました。 今日の劇で思ったことを 忘れないで、出会った 全ての人に感謝できるように なりたいです。  中3  『出会えてよかった ありがとう』 最後にこの言葉を聞いたとき ふっと肩の重荷が取れたような気がした。 爽やかで、そしてほんのりと温かい。 ありきたりの言葉では表せない。 熱く、深い感情が、胸一杯に 広がってゆくのを感じた。 
 中3  一番印象に 残ったのは、東京大空襲の前に 特攻隊の人が帰ってきた場面です。 私達は、戦争を二度と繰り返しては いけません。昔のように悲しむ人を 出さないためにも、戦争をしないように 守っていくべきなんだと思います。 そして、昔のように人情に あふれた生活が今の私達には 必要なんだと 思います。
 上演データ
原作 時風静恵

上演時間  1時間50分 (途中休憩なし)

平成13年 サマーステージ(大阪・仙台)にて初演。
平成
144月 脚本をより大人向けに大幅にリニューアルし東京本公演として上演。
      (旅公演はこのリニューアル版をもとにしている)
平成
145月より旅公演を開始。
各地で好評を頂き、現在に至る。

劇団アルファーオリジナル作品 
 あらすじ

両親の離婚話や、自分自身すべてにいやけのさしたユウカ(高校生)はふとした事から知り合った
ケイタナノと共にナノの父が経営する「パソコン教室」を訪れる
しかし、そこは偶然にもユウカの父 カズオの通う教室であった・・・偶然の出会いに戸惑う父と娘・・・
普段からケイタとの交際を快く思わない父に激しく叱責されるナノ
そんな親子の争いはそこに居る人たちをも巻き込んでパニック状態となる。
やがて大音響とともに一瞬意識が遠のく面々。
 気がつくと そこは 『見知らぬ土地』。
確かさっきまでは『パソコン教室』にいたはず・・・取り残された6人。
ユウカナノケイタカズオ、そしてパソコン教室の先生マヤと中学教師のタカシ・・・
「いったいここは?」「何かがおかしい・・・

 そんな彼らの前に突然あらわれた軍服姿の男・・・
腕に巻かれた[憲兵]の腕章・・・スパイに間違われ
軍事教練帰りの人たちに取り巻かれた彼らは、特攻隊員の木村
養護施設『清風園』の先生かよこに救われる。
 やがて今が昭和20年3月であることを知らされる面々。

そんな中ユウカは今日が9日であることを知り愕然とする。
「昭和20年3月10日・・・」

 ・・・それは『東京大空襲』の前日であった・・・

 上演にあたって


  
この物語の主人公は6人の「タイムトラベラーズ」です。
 仕事に追われ、気が付くと全く会話のなくなってしまった親子
 カズオとユウカ。世の中からドロップアウトして
 「暴走族」に身を投じているケイタ。
 そんなケイタの子を身ごもる恋人ナノ。
 パソコン教室の先生マヤは大阪に残してきた自分の子供が
 気掛かり・・・そして教育者としての理想と現実のギャップに苦しむ
 中学教師のタカシなど・・・ いわば今の時代を象徴するような
 現代病を抱えた人物ばかりです。
 
そんな彼らが過去の二つの時代に「タイムスリップ」してしまいます。すっかりパニックに陥る
トラベラーズ。しかし過去の様々な人たちの出会いを通じて、彼らはやがて人間として
忘れてはいけない「大切なこと」に気付いていきます。

 「家族」という人間社会を構成する最小の単位・・
その関係すら「崩壊」してきているのではないかという現実感・・・
「手軽さ」「便利さ」の追求と引き換えに失われてきた「大切な
なにか」・・・それは人としての優しさなのか、命というものに対する
思いやりなのか・・いづれにしても人間としての「尊厳」を保つ
最後の「砦」のような気がしてなりません。
 「失われてはいけない大切なもの・・・」それを伝えるのが
この作品の「メッセージ」です。

       



そのほかの巡演作品

トム・ソーヤの冒険

おっこちてきた天使

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〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町3-32-2
TEL 0422-71-7730 FAX 0422-71-7732
E-mail : gekidan-alpha@gol.com


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